プレスリリース
2024 年 5 月 7 日
Apple、驚異的なパワーのM2チップを搭載し、再設計された11インチおよびまったく新しい13インチのiPad Airを発表
iPad Airは2つのサイズから選べるようになり、驚異的なパフォーマンスとAI機能、新しい横向きのフロントカメラ、より高速なWi-Fiを搭載しているほか、Apple Pencil Proにも対応し、よりパワフルでかつてないほど万能です。
カリフォルニア州クパティーノAppleは本日、驚異的なパワーのM2チップを搭載し、再設計された11インチ、およびまったく新しい13インチのiPad Airを発表しました。初めて2つのサイズから選べるようになり、11インチiPad Airは抜群に持ち運びやすく、13インチモデルは一段と大きいディスプレイを搭載して、仕事、学び、遊びにより広いスペースを提供します。どちらも驚異的なパフォーマンスと先進的な機能をもたらし、iPad Airをこれまで以上にパワフルで万能にします。M2のより高速なCPU、GPU、Neural Engineにより、新しいiPad Airは、さらなるパフォーマンスを提供し、人工知能のための驚くほどパワフルなデバイスです。センターフレームに対応した12MPの超広角フロントカメラがiPad Airの横の縁に配置され、ビデオ通話に最適です。また、より高速なWi-Fiに対応し、Wi-Fi + Cellularモデルは超高速の5Gにも対応しているため、ユーザーは外出中でもつながり続けることができます。持ち運びやすいデザイン、一日中使えるバッテリー、鮮やかなLiquid Retinaディスプレイを備え、Apple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C)、Magic Keyboardに対応するiPad Airは、ユーザーが一段と生産的かつ創造的になるための力を与えます。新しいiPad Airは、新しいブルーとパープルの仕上げのほか、スターライト、スペースグレイが用意されています。11インチのiPad Airは98,800円(税込)から、13インチのiPad Airは素晴らしい価値を提供する128,800円(税込)からです。新しいiPad Airは本日より注文でき、5月15日(水)より販売を開始します。
「学生からコンテンツクリエイターやスモールビジネスなど、非常に多くのユーザーが、パフォーマンス、持ち運びやすさ、汎用性のすべてをお求めやすい価格で実現するiPad Airを気に入っています。本日、iPad Airはさらに優れたものになります。私たちは、再設計された11インチ、およびまったく新しい13インチのiPad Airという、2つのサイズを初めて導入できることをとても嬉しく思っています。鮮やかなLiquid Retinaディスプレイ、M2チップの驚異的なパフォーマンス、驚くようなAI機能、そして新しいアクセサリに対応するカラフルで持ち運びやすいデザインの組み合わせにより、iPad Airはこれまで以上にパワフルで万能です」とAppleのプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントであるボブ・ボーチャーズは述べています。
iPad Air:2つのサイズで提供
再設計された11インチのiPad Airは抜群に持ち運びやすく、外出先での仕事に最適です。より大きなディスプレイを求めるユーザーのために、新しい13インチのiPad Airは、11インチモデルと比べ30パーセント広い画面領域を提供します。広々としたディスプレイによって、ユーザーはスペースをさらに広く使って、フリーボードのようなアプリでアイデアを書き留めたり、iPadOSのSplit Viewを使って複数のアプリを表示できます。どちらのモデルにも、Liquid Retinaデザインの先進的なディスプレイを搭載しています。反射防止スクリーンコーティング、True Toneテクノロジー、高い輝度を備え、P3の広色域に対応しており、コンテンツは驚くほど豊かで鮮やかに表示され、どんな光の状況下でも文字はシャープです。
横向きのフロントカメラ
再設計されたiPad Airでは、12MPの超広角フロントカメラが横の縁に配置されています。カメラは、機械学習(ML)を使って自動的に全員が視野に収まるようにするセンターフレームを提供します。新しいカメラの配置は最適で、FaceTimeで友人や家族とつながる場合でも、キーボードを取りつけてiPad Airを使ってビデオ会議に参加する場合でも、iPadのユーザーにとって最もよく使う向きになっています。iPad Airの12MPの広角バックカメラは、240fpsのスローモーションに対応し、高解像度の写真や高精細な4Kビデオを撮影できます。デュアルマイクはカメラと同調して機能するよう設計されており、使われているカメラから音を拾って、気が散る周囲の雑音を最小限にします。また、新しいiPad Airは空間オーディオに対応した横向きのステレオスピーカーも備えています。13インチモデルは、音楽やビデオを楽しむのに最適な2倍の低音を響かせ、一段と優れた音質を届けます。
M2でパフォーマンスがさらに向上
M2チップは、より高速な8コアCPUと9コアGPUを搭載し、iPad Airのパフォーマンスをさらに大幅に向上させます。M2チップは、M1よりも数多くの点で向上したパワフルなチップであり、前世代のiPad Airモデルからアップグレードするユーザーに、パフォーマンスの大きな飛躍をもたらします。より高速なメモリ帯域幅の組み合わせにより、新しいiPad Airは、幅広い生産性タスクやクリエイティブなタスクにおいて、M1を搭載した前世代のiPad Airよりも50パーセント近く高速です1。A14 Bionicを搭載したiPad Airと比べ、新しいiPad Airは最大3倍高速なパフォーマンスをもたらします。Affinity Designerでかつてない速さで魅力的なコンテンツを制作することから、「ゼンレスゾーンゼロ」のような、高い処理能力を必要としグラフィックスを駆使するゲームのプレイまで、ユーザーは行うすべてにおいてM2のスピードを感じるでしょう。
AIのためのパワフルなデバイス
M2を搭載した新しいiPad Airは、M1より40パーセント高速でより効率的な16コアNeural Engineを備えた、AIのための素晴らしいデバイスです。CPU内のMLアクセラレータとパワフルなGPUを組み合わせてデバイス上の機械学習を大幅に向上させ、さらにAppleシリコンのユニファイドメモリアーキテクチャにより、iPad Airは卓越したAIパフォーマンスをもたらします。ユーザーは、このパフォーマンスを活用して「画像を調べる」、被写体の抜き出し、テキスト認識表示といったiPadOSの賢い機能を楽しめます。iPadOSには、Core MLのような高度なフレームワークも備わっており、デベロッパは簡単にNeural Engineを活用して、デバイス上でパワフルなAI機能を実現できます。先進的なAI機能を含むアプリの広大なエコシステムにより、ユーザーは、Photomatorの「自動補正」ツールでAIモデルを使って1回タップするだけで写真を修正したり、Onformとそのモーショントラッキング機能を使ってこれまでにない方法で運動能力の解析を行うことができます。iPad Airはクラウドベースのソリューションにも対応しているため、ユーザーはMicrosoft Copilot for Microsoft 365やAdobe Fireflyなど、AIのパワーを活用する高度な生産性アプリや創造性アプリを実行できます。
Wi-Fi 6Eと5Gによる、より高速な接続性
外出先でより高速なワイヤレス接続を利用できるiPad Airで、ユーザーはこれまで以上にたくさんのことができるようになります。新しいiPad Airは、前世代よりも最大2倍高いパフォーマンスを提供するWi-Fi 6Eに対応しているため、ユーザーはファイルをダウンロードしたり、オンラインでゲームをプレイしたり、映画をストリーミングすることができます。5Gに対応したWi-Fi + Cellularモデルでは、ユーザーは外出先でも瞬時に自分のファイルにアクセスしたり、仲間と連絡を取り合ったり、自分のデータをバックアップできます。新しいiPad AirのWi-Fi + Cellularモデルは、物理的なSIMカードよりもさらに安全なeSIMでアクティベートされ、ユーザーはデジタルで既存のプランにすばやく接続したり移行できるほか、1台のデバイスに複数のデータ通信プランを保存できます。お客様は、世界中の190以上の国と地域で、現地の通信事業者から物理的なSIMカードを入手する必要なく、新しいiPad Airを簡単に無線データプランに接続できます。
Apple Pencil Proなどの万能なアクセサリ
Apple Pencil Proは、Apple Pencilの体験を一段と向上させる、さらに多くの魔法のような機能やパワフルな新しい操作を備えています。軸に内蔵された新しいセンサーはユーザーのスクイーズ(指で強く押した状態)を感知してツールパレットを表示できるので、創作活動を妨げることなく、ツール、線の太さ、色のすべてをすばやく切り替えられます。独自の触覚エンジンは、ユーザーがスクイーズしたり、ダブルタップしたり、図形認識でスナップしたりすると、確認として軽いタップを返し、驚くほど直感的な体験をもたらします。ジャイロスコープにより、ユーザーはApple Pencil Proを回転させて、使用しているツールを正確にコントロールできます。軸を回転させると、ペンと紙のように、形の異なるペンツールとブラシツールの向きを変えることができます。また、Apple Pencilのホバー機能を使うと、ユーザーはペン先がディスプレイに触れる前にツールの正確な向きを見ることができます。
このような先進的な機能により、Apple Pencil Proはユーザーがまったく新しい方法でアイデアを形にすることを可能にし、デベロッパも独自の操作を作ることができます。Apple Pencil Proは、Apple Pencilで初めて「探す」に対応し、ユーザーがApple Pencil Proを置き忘れてしまった場合に見つけられるようにします。また、新しいマグネットのインターフェイスを通じて、iPad Airの側面でペアリング、充電、保管ができます。iPad Airは、メモを取ったり、スケッチをしたり、注釈を加えたり、日記をつけたりするのに最適な、お求めやすい価格のApple Pencil(USB-C)にも対応しています。
iPad Airは、フローティングデザイン、内蔵トラックパッド、バックライトキーボードを備えたMagic Keyboardに対応しています。iPad Air用の新しいSmart Folioは、マグネットで取りつけられ、柔軟性を高める複数の表示角度に対応します。新しいSmart Folioは、チャコールグレイ、ライトバイオレット、デニム、セージが用意されており、iPad Airの仕上げを引き立てます。
iPadOS 17のパワー
iPadOS 17は新たなレベルのパーソナライズと汎用性をもたらし、iPad Airの体験を向上させます。
- iPad Airの11インチ、および新しく大きくなった13インチのディスプレイを活用し、ユーザーはロック画面をカスタマイズしてよりパーソナルな画面にすることができます。これには、美しい壁紙、ユーザーのお気に入りの写真を表示する楽しい方法、日付と時刻の見た目をパーソナライズする表現豊かなフォントと色が含まれます。
- インタラクティブウィジェットで、一目で確認できる情報がさらに進化し、1回タップするだけですぐに様々なタスクをこなせます。
- メッセージ では、絵文字ステッカーによるステッカー体験や、写真から被写体を抜き出してライブステッカーを作成する機能など、ユーザーが自分を表現するための楽しい方法を提供します。
- FaceTimeでは、相手が通話に応答しない場合に、オーディオまたはビデオのメッセージを残すことができます。連係カメラにより、ユーザーはiPad Airのカメラとマイクを活用してApple TVから直接ビデオ通話を開始することも、iPadで開始した通話をApple TVに引き継ぐこともできます。
- フリーボードでは、新しい描画ツール、ホバー機能、傾き、図形に変換への対応、すべてのオブジェクトに接続線と新しい図形を追加する機能、および共同作業者をボード内でガイドする「フォロー」が提供されます。
- メモアプリでは、ユーザーは新しい方法でPDFを整理したり、読んだり、注釈を加えたり、共同作業をすることができます。PDFでの作業は、フォーム内のフィールドを賢く識別して入力する自動入力によってさらに簡単になります。
- ステージマネージャでは、ユーザーは複数の重なり合うウインドウを1つのビューで操作したり、ウインドウのサイズを変更したり、タップしてアプリ間を切り替えたりすることができます。
- 「画像を調べる」、被写体の抜き出し、テキスト認識表示に加え、ユーザーは、リアルタイムの音声キャプションのためのライブキャプションや、パーソナルボイスなどの賢いアクセシビリティ機能のようなAI機能を活用することができます。
アプリの広大なエコシステム
iPad Airには、フリーボード、メモ、iMovie、GarageBand、写真のほか、Pages、Numbers、Keynoteを含む仕事効率化アプリスイートのiWorkなど、優れたアプリも組み込まれています。iPadのためのLogic Pro 2およびiPadのためのFinal Cut Pro 2は、新しい機能を搭載し、iPad Airをさらに柔軟なクリエイティブでパワフルなデバイスに変えます2。5月13日(月)から提供されるLogic Proは、Session Players、ChromaGlow、Stem SplitterなどのパワフルなAI機能によって、作曲、ビートの組み立て、制作、ミキシングにおいて画期的なプロ仕様の体験を提供します。今春後半に登場するFinal Cut Proは、Final Cut Cameraによって最大4台のiPhoneまたはiPadでコントロールしたり撮影したりできるようになるライブマルチカムや3、外部プロジェクトへの対応4、そしてさらなる新しいコンテンツへの対応によって、iPadを究極のモバイル制作スタジオに変身させます。そしてApp Storeで提供される100万以上のアプリによって、iPad Airユーザーは高度な生産性アプリから創造性アプリまで、自分が求めるどんなアプリでも見つけることができます。
より良い環境のために
新しいiPad Airは、環境に配慮して設計されており、筐体に100パーセント再生アルミニウム、すべてのマグネットに100パーセント再生希土類元素、複数のプリント基板のメッキに100パーセント再生金、はんだ付けに100パーセント再生スズを使用しています。新しいiPad Airはエネルギー効率に関するAppleの高い基準を満たしており、水銀、臭素系難燃剤、PVCを使用していません。パッケージの100パーセントが繊維をもとにした素材で作られており、2025年までにすべてのパッケージからプラスチックを取り除くというAppleの目標に一歩近づきました。
今日、Appleはカーボンニュートラルなグローバル企業であり、2030年までに製造サプライチェーン全体およびすべての製品のライフサイクルにおいてカーボンニュートラルにするよう取り組んでいます。
価格と販売について
- M2搭載の新しいiPad Airは、本日5月7日よりapple.com/jp/storeおよび日本を含む29の国と地域のApple Storeアプリで予約注文を開始します。5月15日(水)より、お客様へのお届けと同時に、Apple Store直営店とApple製品取扱店での販売を開始します。
- 新しい11インチと13インチのiPad Airは、ブルー、パープル、スターライト、スペースグレイの仕上げから選ぶことができ、128GB、256GB、512GB、1TBの構成が用意されています。
- 11インチのiPad Airは、Wi-Fiモデルが98,800円(税込)から、Wi-Fi + Cellularモデルが124,800円(税込)からで、13インチのiPad Airは、Wi-Fiモデルが128,800円(税込)から、Wi-Fi + Cellularモデルが154,800円(税込)からです。
- 学生・教職員価格は、新しい11インチのiPad Airが89,800円(税込)から、13インチモデルが119,800円(税込)からです。学生・教職員価格は大学、高等専門学校、専門学校の学生、これらの学校に進学が決まった生徒、大学受験予備校生、そのご両親、教育機関の教職員の方々などが対象です。詳しくはapple.com/jp-edu/shopをご覧ください。
- 新しいApple Pencil Proは新しいiPad Airに対応しています。価格は21,800円(税込)、学生・教職員価格は19,800円(税込)です。Apple Pencil(USB-C)は13,800円(税込)、学生・教職員価格は11,800円(税込)です。
- Magic Keyboardはブラックとホワイトの仕上げから選ぶことができ、11インチと13インチのiPad Airに対応しています。新しい11インチiPad Air用は49,800円(税込)、新しい13インチiPad Air用は59,800円(税込)で、30を超える言語のキーボードレイアウトに対応しています。学生・教職員価格は、11インチMagic Keyboardが 45,800円(税込)、13インチMagic Keyboardが55,800円(税込)です。
- 新しいSmart Folioは、チャコールグレイ、ライトバイオレット、デニム、セージから選ぶことができ、新しい11インチiPad Air用が13,800円(税込)、新しい13インチiPad Air用が17,800円(税込)です。
- iPadのためのLogic Pro 2は5月13日より、既存ユーザーには無料アップデートとして提供され、新規ユーザーはApp Storeで月々700円または年間7,000円のサブスクリプションとして利用でき、1か月間の無料トライアルがあります。iPadのためのLogic Pro 2はiPadOS 17.4以降が必要です。詳しくは、apple.com/jp/logic-pro-for-ipadをご覧ください。
- iPadのためのFinal Cut Pro 2は今春後半より、App Storeで月々700円または年間7,000円で提供され、1か月間の無料トライアルがあります。
- Appleは、最新のiPadを手に入れやすくする素晴らしい方法を提供しています。お客様がオンラインのApple Store、Apple Storeアプリ、またはApple Store直営店で今使っているiPadを下取りに出すと、新しいiPadの購入価格が割引になります。 apple.com/jp/shop/trade-inでお使いのデバイスの下取り額と利用規約をご確認いただけます。
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- 2024年3月と4月にAppleが実施したテスト結果によります。詳しくは、apple.com/jp/ipad-airをご覧ください。
- iPadのためのLogic Pro 2はA12 Bionicチップ以降を搭載したiPadモデルで利用可能になります。iPadのためのFinal Cut Pro 2はM1チップ以降を搭載したiPadモデルに対応しています。
- Final Cut Cameraは、iOS 17.4以降を搭載したiPhone XS以降と、iPadOS 17.4以降に対応したiPadモデルに対応しています。
- 外部プロジェクトへの対応はiPadOS 17.5以降が必要です。