プレスリリース
2024 年 1 月 23 日
Apple、アカデミー賞13部門ノミネートを記録し、文化を変えていく長編映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、作品賞、主演女優賞(リリー・グラッドストーン)、監督賞(マーティン・スコセッシ)など10部門での歴史的なノミネートを達成
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は10部門にノミネートされ、グラッドストーン、ロビー・ロバートソン(作曲賞)、スコット・ジョージ(「Wahzhazhe (A Song for My People)」による歌曲賞)のノミネートは先住民族を代表する出来事として歴史に名を刻みました
Apple Original Filmsの歴史アクション大作「ナポレオン」は、衣装デザイン賞、美術賞、視覚効果賞を含む3部門にノミネートされました
Apple Original Filmsの歴史アクション大作「ナポレオン」は、衣装デザイン賞、美術賞、視覚効果賞を含む3部門にノミネートされました
カリフォルニア州カルバーシティ Appleは本日、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の作品賞、監督賞(マーティン・スコセッシ)、主演女優賞(リリー・グラッドストーン)、助演男優賞(ロバート・デ・ニーロ)、衣装デザイン賞、美術賞、作曲賞、歌曲賞、編集賞、撮影賞の10部門ノミネートを含む、アカデミー賞13部門ノミネートを達成しました。
先住民族のアーティストにとって画期的かつ象徴的な快挙が達成され、グラッドストーンは主演女優賞にノミネートされた初のネイティブアメリカンとして歴史に名を刻み、先住民族のアーティストであるロビー・ロバートソンとスコット・ジョージはそれぞれ作曲賞と歌曲賞の部門で初めてノミネートされました。また、ジョージはアカデミー賞にノミネートされた初めてのオセージ族のメンバーとなります。スコセッシも、生涯でアカデミー監督賞にノミネートされた回数が合わせて10回となり、最も多くノミネートされた現役監督として歴史に名を刻みました。
リドリー・スコットによるApple Original Filmsの大作長編映画「ナポレオン」は、衣装デザイン賞、美術賞、視覚効果賞のアカデミー賞3部門にノミネートされました。
「世界中の観客に感動とインスピレーションを与えたマーティン・スコセッシのパワフルな映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』と、リドリー・スコットの壮大な叙事詩『ナポレオン』、人類の経験してきた歴史に光を当てたこの2つの物語を祝福するノミネートをいただき、アカデミーに感謝申し上げます。リリー・グラッドストーンとロバート・デ・ニーロのダイナミックかつ複雑な演技から、観客をオセージ族の世界に浸らせる素晴らしい撮影技術、デザイン、編集、サウンドスケープ、ナポレオン時代のフランスをスクリーン上に生き生きと映し出す壮麗な衣装、セット、視覚効果まで、優れた制作チームの多くのメンバーが今日認められるのを目の当たりにして、嬉しく思っています。みなさんに拍手を贈ります」と、Appleのワールドワイドビデオ部門の責任者であるザック・ヴァン・アンバーグは述べています。
「今朝、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』と『ナポレオン』に関わった多くの驚くべき才能を持つアーティストたちの卓越した業績がノミネートされるのを目にしたことは、非常に素晴らしい経験でした。このような栄誉にあずかり、アカデミーに感謝いたします。Appleでは、クリエイティビティの限界を押し広げ、私たちの世界に違いを生む物語をスクリーンにもたらすことに情熱を注いでおり、この2本の特別な映画がこうしたノミネートを受け、認められたことを嬉しく思います」と、Appleのワールドワイドビデオ部門の責任者であるジェイミー・エーリッヒは述べています。
合計で13のノミネートを受け、Appleは単年でのアカデミー賞ノミネート数の記録を2倍以上に伸ばし、わずか4年前の立ち上げから、今年最も多くノミネートされたスタジオの1つとなりました。
今年の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の歴史的なアカデミー賞ノミネートは、「Coda コーダ あいのうた」が主要登場人物の多くを聴覚に障がいのあるキャストが演じて作品賞を受賞した初の映画となり、同時に配信映画としても初めて作品賞を受賞した、2022年アカデミー賞でのAppleの歴史的受賞に続くものです。「Coda コーダ あいのうた」に出演したトロイ・コッツァーは、聴覚に障がいのある俳優として初めて助演男優賞を受賞し、脚本・監督を務めたシアン・へダーは自身にとって初のアカデミー脚色賞を受賞しました。2023年には、人気を博したApple Original Filmsの「ぼく モグラ キツネ 馬」がアカデミー賞の短編アニメ賞を受賞しました。
「傑作」として幅広く評価されている「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は最近、英国アカデミー賞の作品賞を含む9部門にノミネートされ、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では作品賞の栄誉に加えて主演のリリー・グラッドストーンが主演女優賞、マーティン・スコセッシが監督賞、ロドリゴ・プリエトが撮影賞を受賞し、アメリカン・フィルム・インスティチュートの「今年の映画」リストにも選出されました。この映画は200以上の賞も受賞しており、世界で30以上の批評家協会賞を獲得したのに加え、ニューヨーク・タイムズとザ・ニューヨーカーの2023年ベスト映画で第1位に選ばれ、ニューヨーク映画批評家協会の作品賞も受賞しました。グラッドストーンは最近、第81回ゴールデングローブ賞で先住民族の女優として初めて主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、世界中での劇場公開に続き、現在、Apple TV+で全世界に配信されています。
劇場公開後、「ナポレオン」は英国作品賞を含む英国アカデミー賞、衣装デザイナー組合賞(時代劇部門)、美術監督組合賞(時代劇部門)、視覚効果協会賞(最優秀補助視覚効果賞)などにノミネートされました。
受賞作品は、2024年3月10日(日)(日本時間3月11日)に開催される第96回アカデミー賞授賞式で発表されます。
Apple Original Filmsはアカデミー賞の合計13部門にノミネートされました。
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
- 作品賞
- 監督賞:マーティン・スコセッシ
- 主演女優賞:リリー・グラッドストーン
- 助演男優賞:ロバート・デ・ニーロ
- 衣装デザイン賞:ジャクリーン・ウエスト
- 美術賞:ジャック・フィスク、アダム・ウィリス
- 作曲賞:ロビー・ロバートソン
- 歌曲賞:「Wahzhazhe (A Song for My People)」 — スコット・ジョージ
- 編集賞:セルマ・スクーンメイカー
- 撮影賞:ロドリゴ・プリエト
ナポレオン
- 衣装デザイン賞:ジャンティ・イェーツ、デヴィッド・クロスマン
- 美術賞:アーサー・マックス、エリ・グリフ
- 視覚効果賞:チャーリー・ヘンリー、リュック=ユエン・マルタン=フヌイエ、シモーヌ・ココ、ニール・コーボールド
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、オセージ族が石油による富を手に入れ、一夜にして世界で最も裕福になった20世紀初頭を舞台にしています。このネイティブアメリカンの富はたちまち白人の侵入者を引き寄せ、白人たちはオセージ族の財産をできる限りだまし取り、ゆすり、盗んだ挙げ句、殺人におよびます。実話に基づき、アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)とモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)の信じられないようなロマンスを通じて語られる「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、真の愛と残酷な裏切りが交錯する壮大な西部のクライムストーリーです。ロバート・デ・ニーロとジェシー・プレモンスも出演する「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、スコセッシが監督を務め、デイヴィッド・グランのベストセラーに基づいてエリック・ロスとスコセッシが脚本を担当しています。
ナポレオン
「ナポレオン」は、アカデミー賞受賞歴のあるホアキン・フェニックスが演じる象徴的なフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの波乱に満ちた盛衰を詳細に描いた、壮大なシーン満載のアクション映画です。伝説的監督、リドリー・スコットが指揮をとる大規模な映画制作の魅力のもと、この映画はボナパルトが権力を得るまでの過酷な道のりを、最愛の妻ジョセフィーヌとの中毒的かつ不安定な関係を通して描き、これまでに映像化された中で最もダイナミックかつ迫力ある戦闘シーンを背景に、彼の先見性のある軍事的および政治的戦略を示しています。
Apple Original Films
4年前にApple TV+が登場して以来、Apple Original Films作品はその勢いを増し続けています。Appleが「Coda コーダ あいのうた」でアカデミー賞作品賞を受賞した初めてのストリーミングサービスとして歴史に名を刻んだことに加え、Apple Original Filmsの「ぼく モグラ キツネ 馬」も最近アカデミー賞の短編アニメ賞を受賞し、最近ではリドリー・スコット監督による「ナポレオン」、マーク・ウォールバーグとミシェル・モナハンが主演の「ファミリー・プラン」が登場しました。
公開予定のApple Original Films作品には、ヘンリー・カヴィル、サム・ロックウェル、ブライス・ダラス・ハワード、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、ジョン・シナ、デュア・リパ、アリアナ・デボーズ、サミュエル・L・ジャクソンなど多くのスターが出演するスパイ・スリラーの「Argylle/アーガイル」、アカデミー賞受賞歴のあるジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが出演し、この2人がクルーニーのSmokehouse PicturesとピットのPlan B Entertainmentを通じて製作も行うジョン・ワッツの新作スリラー、ジョセフ・コシンスキーが監督、ジェリー・ブラッカイマーがプロデューサーを務めるタイトル未定のF1長編映画などがあります。
Apple TV+
Apple TV+では類稀なるドラマやコメディシリーズ、長編映画、画期的なドキュメンタリー、子ども向けや家族全員で楽しめるエンターテインメントなど幅広い作品を、対応しているテレビからモバイルデバイスなどお手持ちの好きな画面で楽しめます。Apple TV+は、2019年11月のサービス開始時より全作オリジナル作品のビデオサブスクリプションサービスとして世界中で公開され、他のサービスを凌ぐ速さで、初公開のオリジナル作品からヒットを生み出し、各賞へのノミネートを受けています。Apple Originalの映画、ドキュメンタリー、シリーズは、複数のエミー賞を受賞したコメディ「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」や歴史的なアカデミー賞作品賞を受賞した「Coda コーダ あいのうた」を含め、これまでに452の賞を受賞し、2,057の賞にノミネートされています。
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