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2023 年 10 月 25 日
watchOS 10.1により、Apple Watchのダブルタップのジェスチャーが利用可能に
本日、watchOS 10.1により、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2で新しいダブルタップのジェスチャーが利用可能になり、Apple Watchを操作するためのすばやく便利で新しい方法を実現します。
新しいダブルタップのジェスチャーにより、ユーザーは片手だけで、ディスプレイに触れることなく簡単にApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2を操作することができます。ユーザーは、Apple Watchを着けている手の人差し指と親指を2回タップして、最も一般的な操作の多くをすばやく便利に実行できます。この新しい機能は、Apple Watchをシンプルかつ直感的に使えるようにするタップ、スワイプ、手首を上げてスリープ解除、「カバーして消音」などの既存のジェスチャーに加わります。
便利で楽しい体験
ダブルタップのジェスチャーは、犬の散歩中や料理中、コーヒーカップを持っている時など、よくあるようなユーザーの片方の手がふさがっている場面で役立ちます。
ユーザーはダブルタップにより、以下のような様々なwatchOSアプリや通知で主アクションを選択できます。
- どの文字盤からでもスマートスタックを開き、スタックのウィジェットをスクロールする。
- 電話に応答する、通話を終了する。
- 通知からメッセージを表示する、もう1回ダブルタップしてさらに長い通知をスクロールする、音声入力で返信する、メッセージを送信する。
- タイマーを一時停止する、再開する、終了する。
- ストップウォッチを止める、再開する。
- アラームをスヌーズにする。
- ミュージック、ポッドキャスト、オーディオブックを再生する、一時停止する。
- コンパスアプリで新しい高度の表示に切り替える。
- カメラアプリのカメラリモートを使ってiPhoneで写真を撮る。
- 自動ワークアウトリマインダーから測定を開始する、終了する。
- 通知から、他社製アプリを含むメッセージアプリのメッセージに返信する、リマインダーをスヌーズするなどの主アクションを実行する。
S9 SiPを搭載
Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2で利用できるダブルタップのジェスチャーは、前世代よりも25パーセント電力効率が向上しているS9 SiPと、機械学習のタスク処理が2倍高速な新しい4コアNeural Engineにより実現しています。
Neural Engineは、加速度センサー、ジャイロスコープ、光学式心拍センサーからのデータを新しい機械学習アルゴリズムを使って処理します。このアルゴリズムは、人差し指と親指でダブルタップを実行する時の微細な手首の動きと血流の変化による独特なサインを検出します。
ダブルタップのジェスチャーはディスプレイが明るい時に作動し、Apple Watch Series 9の18時間のバッテリー駆動時間またはApple Watch Ultra 2の36時間のバッテリー駆動時間への影響を最小限に抑えながら、一日中利用することができます。
ダブルタップのジェスチャーのカスタマイズ
ダブルタップは、ほとんどのアプリや通知の主アクションを自動的に選択するように設計されています。スマートスタックの次のウィジェットに進むか最初に表示されたウィジェットを選択する、アクティブなセッション中にメディアを再生または一時停止するか次のトラックにスキップする、という2つの選択肢においては、ユーザーは機能を選択することができます。
提供について
- watchOS 10.1は本日よりApple Watch Series 4以降を対象に提供開始されます。ご利用にはiOS 17がインストールされたiPhone XS以降が必要です。
- ダブルタップのジェスチャーはwatchOS 10.1がインストールされているApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2ではデフォルトで有効になっていて、追加設定は必要ありません。設定でオフにできます。
- この機能は、心電図、心拍数、血中酸素ウェルネス、「睡眠」集中モード、トランシーバー、マップ(ナビゲーション中)、マインドフルネス(アクティブなセッション中)、SOS機能(緊急SOS、転倒検出、衝突事故検出)、ワークアウト(アクティブなセッション中)のアプリと体験には対応していません。
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