プレスリリース
2023 年 6 月 6 日
tvOS 17により、家の中で一番大きな画面でFaceTimeとビデオ会議を利用できるようになります
Apple TV 4Kは、映画、テレビ番組、音楽、ゲーム、フィットネス、そしてビデオ通話など、無限のエンターテインメントと楽しさをリビングルームの1台のデバイスに満載しています
カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、Apple TV 4Kをもっと面白く、インタラクティブで家族みんなが楽しめるものにする、今秋登場のソフトウェアアップデートを発表しました。tvOS 17により、Apple TV 4Kに初めてFaceTimeが登場し1、ユーザーはこの人気アプリをテレビで楽しめるようになるので、家族や友人との会話がもっと魅力的なものになります。tvOS 17では、まったく新しいコントロールセンターも導入され、さらに向上したiPhoneとの連係でよりパーソナライズされた体験を提供するための機能強化も行われています。Apple TV 4Kは、Apple Music、Apple Fitness+、Apple Arcadeはもちろん、Apple TV+と最も人気のストリーミングアプリのすべてを映画館のような画質と音質で、家の中で一番大きな画面に映し出します。A15 Bionicチップのパワフルなパフォーマンス、直感的なコントロール、Apple製デバイスおよびスマートホームアクセサリとのシームレスな連係を誇るApple TV 4Kは、リビングルームに最適なデバイスです。tvOS 17は本日デベロッパ向けベータ版として利用が可能となり、今秋に無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。
「tvOS 17はFaceTimeと新しいビデオ会議機能によって家の中で一番大きな画面を一変し、Apple TV 4Kのユーザーはリビングルームから誰とでも簡単につながれるようになります。新機能と機能向上により、Apple TVはさらに使いやすく、もっと楽しめるものになり、Appleのお客様のリビングルームに間違いなく最適なオプションとして強化されました」と、Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当バイスプレジデント、ボブ・ボーチャーズは述べています。
今秋より、Apple TV 4KのユーザーはApple TVで新しいFaceTimeアプリ2を利用でき、Apple TVから直接通話を開始したり、iPhone3またはiPad4で通話を開始してApple TVに引き継いだりできます。Apple TVのFaceTimeは、連係カメラへの対応によってユーザーのiPhoneやiPadにワイヤレスで接続し、デバイスのカメラとマイクを利用して参加者をテレビに集めます。
センターフレームにより、動き回っても、部屋にいる全員が常にフレーム内に完璧に収まります。また、通話をしている人は、新しいジェスチャーでのリアクションを使って自分の手でハートや花火などのスクリーン上のエフェクトを生成でき、会話をさらに楽しくすることができます5。Apple TVにSplit Viewが導入され、ユーザーは、SharePlayセッション中に大切な人とテレビ番組や映画を視聴しながら、FaceTime通話で全員を見ることもできます。
iPhoneやiPadのコントロールにより、必要に応じてFaceTime通話をそれらのデバイスに簡単に転送することができます。セッション中に別のFaceTime通話や電話がかかってきた場合、発信者が誰であるかは明かさずに、着信を知らせる通知がテレビに表示され、共用デバイスでユーザーのプライバシーを守ります。
今年後半に、Cisco WebexやZoomなどのビデオ会議アプリがtvOS上で提供され、それらのコミュニケーション機能をApple TV 4Kで利用できるようになります。デベロッパはApple TV 4Kで連係カメラのAPIを活用して、iPhoneやiPadのカメラとマイクをtvOSアプリに統合し、リビングルームでの新たな共有や臨場感あふれるエンターテインメント体験を創り出すことができます。
また、ユーザーがお気に入りの曲に合わせて歌える機能、Apple Music Singでも連係カメラが使えるようになるので、ユーザーは自分の姿を画面に表示して楽しいフィルタを追加できます6。
iPhoneとさらに連係してよりパーソナライズされた体験を提供
Apple TVの新しいコントロールセンターにより、Apple TVの体験全体を通じて、ユーザーが主な設定や情報にこれまで以上に簡単にアクセスできるようになります。コントロールセンターに時間やアクティブなプロファイルなどのシステム状況が表示されるようになり、ユーザーのアクティビティに応じたその他の役立つ情報が表示されます。
tvOS 17は、Siri Remoteの場所を探せる機能で、Apple TVとiPhoneのシームレスな統合を強化します。ユーザーは、iPhoneのコントロールセンター内でApple TVリモコンを起動して、Siri Remote(第2世代以降)を探せます。ユーザーがリモコンに近づくと画面上の円が大きくなり、ユーザーの動きをガイドします。
また、iPhoneのリモコンを使ってApple TVのスリープ解除や操作を行うと、ユーザーは自動的に自分のプロファイルに切り替えられ、最近視聴した番組やパーソナライズされたおすすめに確実にアクセスできるようになります。さらに、システム言語やペアリングされたAirPodsなど、追加の設定や好みは各ユーザープロファイルに保存され、さらにパーソナライズされた体験を提供します。
スクリーンセーバの強化によってApple TVでの体験がさらに美しく、よりカスタマイズされたものになり、ユーザーは個人ライブラリ、共有ライブラリ、またはその両方から厳選されたメモリーを大画面で楽しめるようになります。広く親しまれている空撮スクリーンセーバに、アリゾナのモニュメントバレーやカリフォルニアの海岸沿いのセコイアなど、新たに美しい場所のコレクションが登場します。
tvOS 17で利用できるようになるその他の機能には、次のものがあります。
- 対話を強調では、対話を背景のノイズから分離してセンターチャンネルに持ってくることにより、HomePod(第2世代)とペアリングされたApple TV 4Kの映画やテレビ番組で、エフェクト、アクション、音楽よりも人が話した言葉をより明確に聞き取ることができるようになります。
- Dolby Vision 8.1に対応するので、Apple TV 4Kのユーザーに、より幅広い映画やテレビ番組でダイナミックメタデータによる映画館のような視覚体験を提供します。
- Apple Fitness+の強化には、Fitness+のユーザーが曜日、長さ、ワークアウトの種類などにもとづいてカスタムのワークアウトや瞑想のスケジュールを受け取る新しい方法であるカスタムプラン、ユーザーが選択した複数のワークアウトと瞑想をシームレスに連続して行えるスタック、音楽またはトレーナーの声の音量を優先できるオーディオフォーカスなどが含まれます。
- 他社製VPNへの対応によって、デベロッパはApple TV向けのVPNアプリを作成できます。これはプライベートネットワーク上のコンテンツにアクセスしたいと考えている法人および教育機関のユーザーに役立つ機能で、より多くの場所でApple TVが素晴らしいオフィスおよび会議室ソリューションになります。
提供について
tvOSのデベロッパ向けベータ版は、本日よりdeveloper.apple.com/jpでApple Developer Programのメンバーに提供されます。Apple TVユーザー向けのパブリックベータ版プログラムは来月中にbeta.apple.comで提供されます。 tvOS 17はこの秋、Apple TV 4KおよびApple TV HD向けに無料ソフトウェアアップデートとして提供されます。詳細については、apple.com/jp/tv-homeをご覧ください。提供される機能は変更される場合があります。一部の機能は、国や地域、言語、またはデバイスによっては利用できない場合があります。詳細については、apple.com/jp/tv-homeをご覧ください。
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