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2022 年 4 月 7 日
報告書により、サードパーティアプリケーションがApp Storeで世界的な成功を収めていることが明らかに
Analysis Grooupのエコノミストによる報告書では、サードパーティアプリケーションはApp Storeで最も成功しており、多くのアプリケーションタイプにおいて高いエンゲージメントを維持し世界中のユーザーに利用されていることが示されています。
本日、Analysis GroupのエコノミストがApp Storeでのサードパーティアプリケーションの普及に関する新しい報告書を発表しました。特に地図や音楽ストリーミングなどのカテゴリにおけるサードパーティアプリケーションの実績について、新たな洞察を提供しています。この報告書によると、サードパーティアプリケーションはApp Storeで地域的にも世界的にも幅広い成功を収めており、これはデベロッパに提供される機会の大きさと、世界中の消費者に提供される選択肢の幅広さを示しています。
10年以上前にApp Storeがサービスを開始して以降、Appleが提供するファーストパーティアプリケーションは60本であるのに対し、サードパーティアプリケーションの数は500本から180万本以上に増加しました。現在では、iOSアプリケーションの99.99パーセント以上がサードパーティデベロッパによって作られ、成長し続ける競争の激しい市場の原動力となっています。この市場はユーザーがダイナミックな体験をするのに貢献し、Appleとサードパーティデベロッパの両者に利益をもたらしています。
この報告書では、多くの人気の高いアプリケーションタイプでApple製アプリケーションとサードパーティデベロッパのアプリケーションを分析し、地域別と世界中でのトップパフォーマーの内訳を示しています。また、現在ではデベロッパがモバイルプラットフォームからパーソナルコンピュータ、ビデオゲームコンソールにいたる、非常に多くのチャネルにアプリケーションを配信する必要があることにも注目しています。
報告書では、テレビ番組、映画、音楽のストリーミングを提供するサービスベースのアプリケーションからコミュニケーションのようなスマートフォンの中核機能にいたる、幅広いアプリケーションタイプに関する深い分析も提供しています。
以下に、報告書の一部を紹介します。
- ソーシャルネットワーキング、マッチングサービス、旅行計画、飲食などのアプリケーションタイプでは、消費者の選択肢はサードパーティアプリケーションのみです。
- アプリケーションタイプごとの主要アプリケーションは国によって異なるケースが多く、地域の主要アプリケーションが世界的な競合アプリケーションより優れた実績をあげています。
- 音楽ストリーミング、テレビ番組や映画のストリーミング、読書、コミュニケーション、地図アプリケーションを含む主要なアプリケーションタイプでは、多くの地域でiPhoneユーザーに最も人気があるのはサードパーティアプリケーションです。
- iPhoneユーザーの間では、多くのアプリケーションタイプでApple製アプリケーションの使用率が比較的低くなっています。デバイスの主要な機能を実現するために、一部のApple製アプリケーションはあらかじめインストールされているにもかかわらず、このような結果となっています。
- iPhoneユーザーは多くの場合、単一カテゴリ内の複数のアプリケーションを使っています。特に、コミュニケーション、ニュースの確認、動画の視聴、経路案内のアプリケーションでこの傾向が見られ、ユーザーが様々なアプリケーションを簡単に使い分けられること、またデベロッパにとって大きな機会があることを示しています。
Appleはすべてのデベロッパに対して、APIと呼ばれる25万以上のソフトウェア開発の構成要素を含む、多くのツールや中核テクノロジーを利用できるようにし、革新的なアプリケーションを作れるよう後押ししています。デベロッパは40以上のAppleのソフトウェア開発キットにもアクセスでき、機械学習、拡張現実(AR)、その他の最先端テクノロジーのパワーを活用できます。これらのツールは、Appleデバイス上で安全で便利、かつ革新的な幅広い体験を実現し、ユーザーに届けているすべてのデベロッパに提供されます。これらのツールは、あらゆる規模のデベロッパがクラス最高のアプリケーションを開発し、世界中のユーザーに届けるのに役立っています。AppleはApp Storeで頻繁にサードパーティアプリケーションを編成で紹介し、音楽ストリーミングやコミュニケーションのアプリケーションなど、Appleがファーストパーティアプリケーションを提供しているカテゴリにおいても、サードパーティアプリケーションを紹介しています。
Appleはまた、Everyone Can Code、App Development in Swift、Swift Playgroundsのようなツールを自由に利用できるようにして次世代のデベロッパに投資しています。2020年だけで200万人近くの学生や教育者の皆さんがこれらのツールを利用しました。
この報告書は、成果に基づいたエンゲージメント評価指標によってApp Storeでのサードパーティアプリケーションの成功を分析し、最も適切なエンゲージメント方法はアプリケーションの目的や機能によって異なることを示しています。また、使用方法によって成功の形が異なることを示し、アプリケーションカテゴリ内でアプリケーションを比較することの重要性を強調しています。
App Storeのサードパーティアプリケーションに関するAnalysis Groupの報告書の全文は、こちらからご覧いただけます。(英語版)
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