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2020年6月26日(金)

月曜日、Appleはカリフォルニア州クパティーノで、すべてオンラインで行われるWorldwide Developers Conference(世界開発者会議)をキックオフしました。以来、何千万人もの人々がライブストリームで、そしてオンデマンドで、すべてのプラットフォームでWWDC20 Special Event Keynoteを視聴しました。Apple Developerアプリケーションには400万以上のアクセスがあり、世界中の開発者たちが206のエンジニアリングセッションをストリーミングで視聴しました。この中には、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、日本、ロシア、そして英国からの開発者たちが含まれています。
今週を通じてAppleの開発者たちは、まったく新しいDeveloper Forumsや、一対一の開発者ラボを通じ、macOS Big Sur、 iOS 14、 iPadOS 14、 watchOS 7、tvOS 14にもたらされる機能の詳細について 1,000人以上のAppleエンジニアに質問し、意見を交わしてきました。昨日、開発者たちはCreate MLとVisionフレームワークを使って作られたActionおよびVisionアプリケーションを使って機械学習の最先端に触れました。金曜日の51のセッションは、watchOS 7での文字盤の共有や、iPadOS 14でのIPadのためのスクリブルなどの新機能を探索する機会を開発者たちに提供しました。
今週、私たちはWWDC20の最も重要な瞬間を紹介してきました。この中には開発者セッションからのハイライト、もっとも話題になったデモ、そしてAppleプラットフォームをまたぐ最新のデザインの特長と機能、そしてApple役員との会話が含まれます。見るべき、聴くべき、学ぶべき、そしてプレイすべきコンテンツの中から最高のものを選んでまとめました。Developer Forums、ラボ、そして200を超えるエンジニアリングセッションの完全な報告はApple Developer appでご覧ください。
金曜日からのハイライトはこちらです。

Watch: 文字盤の共有とUIタイポグラフィーの詳細の紹介

開発者たちは、watchOSとiOSアプリケーションの中で文字盤を共有する、またはウェブでホストする方法を学び、文字盤のプレビューイメージを使ったベストプラクティスを探求します。その後、別のセッションでは、彼らのアプリケーションのユーザーインターフェイスの中で、どのAppleプラットフォームでも読みやすさ、アクセシビリティ、そして一貫性を強化する素晴らしいタイポグラフィーを実現する方法を発見します。 Apple Developer appで文字盤共有についてチェックし、developer.apple.comでSan Franciscoフォントファミリーの最新の進化について最新の情報を得てください。

Learn: IPadのためのスクリブルの紹介

開発者たちは、標準文字入力コントロールを使う、またはカスタム文字入力エクスペリエンスを導入するiPad OSアプリケーションで、スクリブル機能と手書き文字を活用する方法を発見します。詳しくはApple Developer appをご覧ください。
Apple Pencilを手にiPad Proに文字を入力するユーザー。
iPadへの文字の入力が、スクリブルとApple Pencilによってこれまで以外に簡単になりました。

Play: Swan’s Quest Chapter 4

今週のSwift Playgrounds Challengeのグランドフィナーレでは、プレーヤーはマルチパートのハーモニーの並べかたを学び、MIDIコードを使ってのピッチインスツルメントの演奏方法を発見しました。iPadとMac上のSwift Playgrounds用に作られたSwan’s Questは、フレームワークとリソースをあらゆる年齢と経験レベルのコーダーの教育エクスペリエンスの中に組み入れます。Chapter 1から4までの完全なまとめは、 Apple Developer appから“Voices in the Dark” (chapter 1)、 “A Time for Tones” (chapter 2)、 “The Notable Scroll” (chapter 3)、そして “The Sequence Completes” (chapter 4)をご覧ください。
Swift Playgroundsのために作られたインタラクティブなアドベンチャーゲーム、「Swan’s Quest」がiPad Proの画面に表示されています。
Swan’s Questは、フレームワークとリソースをあらゆる年齢と経験レベルのコーダーの教育エクスペリエンスの中に組み入れます。
WWDC20の一週間を振り返る開発者たち。

2020年6月25日(木)

Watch: SwiftUIのスタック、グリッド、そしてアウトライン

iOSとiPadOS用として初めて提供されるアウトラインは、スタックとリストと一緒に階層データを表現するための新しいマルチプラットフォームです。開発者は、テーブル表示を使っているときにより多くのコンテンツを画面上に表示させるためにSwiftUIの新しいツールを使う方法、スムーズにスクロールするレスポンシブなスタックの作り方、そしてVStackが提供できる以上のものを必要とするコンテンツのためのリストビューを構築する方法を学びます。フルセッションは developer.apple.com/wwdc20でご覧ください。
SwiftUIのスタック、グリッド、そしてアウトライン。
SwiftUIの新しいツールを使うと、開発者はテーブル表示を使っているときにより多くのコンテンツを画面上に表示させ、スムーズにスクロールするレスポンシブなスタックを作り、コンテンツ用にリストビューを構築することができます。

Listen:「神話クエスト:レイヴンズ‧バンケット」のキャストとクリエイターとの会話

Appleオリジナルの“神話クエスト:レイヴンズ‧バンケット”のキャストとコクリエイターがシリーズの中から彼らの好きなシーンを再訪し、Apple開発者コミュニティからの質問に答えます。ディスカッションの様子は Apple Developer appで聴いてください。
「神話クエスト:レイヴンズ・バンケット」のキャストと共同クリエイター、ミーガン・ガンズとロブ・マケルヘニー。
(左上から時計回りに)シャーロット・ニクダオ(ポピー)、エグゼクティブプロデューサー兼コクリエイターのロブ・マケルヘニー(イアン)、ダニー・プディ(ブラッド)、イマニ・ハキム(デイナ)、そして”神話クエスト:レイヴンズ・バンケット”のエグゼクティブプロデューサー兼コクリエイター、ミーガン・ガンズによるWWDC20での座談会。

Learn: Widgets Code-Along

3部からなるこのコーディングシリーズでは、開発者たちは、iPhone、iPad、そしてMacの新しいHomeおよびToday画面用に彼らのアプリケーションのウィジェットを作ります。開発者たちは、ウィジェットプロジェクトの作り方を発見し、ウィジェットとその構造について基本的なコンセプトを学び、ウィジェットとそのプロバイダを設定し、タイムラインコンセプトの探求を始めます。Widgets Code-Alongについて詳しくは、 Apple Developer appにアクセスしてご覧ください。
iPhone 11 Pro Max用のウィジェットプロジェクト。
3部からなるWidgets Code-Alongシリーズでは、開発者たちはiPhone、iPad、そしてMac用の彼らのアプリケーションのためにどのようにウィジェットを作るかについて学びます。

Play: ActionとVisionアプリケーションの探求

このセッションでは、Appleの開発者たちがCreate MLのオブジェクト検知とAction Classification、さらにVisionフレームワークの新しい身体ポーズ予測、軌道検知、そして輪郭検知機能などを使い、どのようにActionおよびVisionアプリケーションをデザインしたかを披露します。開発者たちは、セットアップから分析そしてフィードバックまで、ゲームプレイやトレーニングのための没入感溢れるアプリケーションをどのように作るかを探求します。詳しくは Apple Developer appをご覧ください。
ActionおよびVisionアプリケーションでの身体ポーズ予測のデモ。
ActionおよびVisionアプリケーションは身体ポーズ予測、軌道検知、そして輪郭検知を可能にします。
SwiftUIの新機能とAppleがデザインしたActionおよびVisionアプリケーションに対する開発者たちの反応。

2020年6月24日(水)

Watch: WWDC20 カンバセーション

Appleの環境、政策および社会イニシアティブ担当バイスプレジデントのリサ‧ジャクションが、エリック‧ホルダー元司法長官を招いて、アメリカにおける人種問題について語り合います。広範囲のトピックについて語り合うこのディスカッションでは、平等な正義への戦い、人々が世界をより良くするためにテクノロジーが果たす役割、そしてこの瞬間に私たちができることに触れます。この会話は Apple Developer appでご覧ください。
Appleのリサ・ジャクションとエリック・ホルダー元司法長官。
リサ・ジャクションとエリック・ホルダー元司法長官がアメリカにおける人種問題を語る。

Learn: 素晴らしいApp Clipsをデザインする

App Clipsは、人々がフルアプリケーションをダウンロードしたりナビゲートすることなく毎日の作業を迅速に実行できるようにする便利な方法を提供します。このセッションでは、開発者は、素晴らしいApp Clipsを作るためにiOSアプリケーションからキーとなる要素を探し出す方法を学びます。より詳しい情報は、 Apple Developer appにアクセスしてご覧ください。
iPhone 11 Proに表示されるetsy.comのためのApp Clips。
App Clipsは必要なときにすぐに見つかるように設計されたアプリケーションエクスペリエンスの一部です。

Play: Game Centerを活用する: リーダーボード、アチーブメント、そしてマルチプレーヤー

ゲームクリエイターは、Game Centerへの統合をレベルアップする方法を学びます。プレーヤーはリーダーボードでスコアを比較したり、価値のあるアチーブメントを獲得したり、他のプレーヤーと一緒にプレイしたりすることができます。Game Centerについてより詳しくは、 Apple Developer appをご覧ください。
iPhone 11 Proに表示されるGame Centerに組み込まれた新しいLeaderboard。
Game Centerの新機能に加わったのはマルチプレーヤーサポートそしてリーダーボードとアチーブメントを統合する機能。
ARKit 4、watchOS 7と一緒に登場する新機能やその他多くについて開発者たちが言っていること。

2020年6月23日(火)

Listen: WWDC20 プレイリストコレクション

音楽がWWDC20のアーティスト、開発者、そしてSwift Student Challengeのウィナーにどれだけインスピーレションを与えたかについて知りたければここを見ればわかります。Appleの開発者コミュニティにおける音楽の力を発見してください。Apple Developer appでApple Musicの機能について読んでください。そしてWWDC20のために厳選した以下のプレイリストをチェックしてみてください。

Learn: より確実なプライバシーの確保で信頼を構築する

開発者はAppleのプライバシーの要とプライバシーに対するアプローチについて学びます。このセッションでは開発者は、アプリケーションが録音や録画のためにマイクやカメラを使っているときに、追跡や許可についてユーザーにより高い透明性を提供したり、ユーザーがおおまかなロケーション機能でロケーションのコントロールをできるようにしたりなど、よりパーソナルなエクスペリエンスを作る手助けをする、Appleプラットフォームをまたいだ最新のプライバシー機能を採用する方法を学びます。すべてのAppleプラットフォームに採用される最新のプライバシー機能について、 developer.apple.comにアクセスして学んでください。
iOS 14のユーザーロケーションプライバシー設定。
ユーザーは、iOS 14でアプリケーションにロケーションアクセスを与えるときに、正確なロケーションではなくおおまかなロケーションをアプリケーションの開発者と共有することを選べるようになりました。

Learn: WWDC20 コーディングおよびデザインスタータキット

あらゆる年齢層の開発者たちが、iPhone上の新しいホームスクリーン用のウィジェットを作ったり、アクセシビリティや音楽を念頭にコーディングの問題を解いたりして、SwiftUIを使ってゼロからのアプリケーション作りにチャレンジします。セッションは今週一杯続きます。WWDC20のコーディングとDesign Starter Kitのコレクションに関するより詳しい情報は、 developer.apple.comをご覧ください。
Appleのエンジニア、ジョーディン・キャスター。
VoiceOverを含むSwiftUIの最新のアクセシビリティ機能について説明するジョーディン・キャスター。

Play: Visionで身体と手のポーズを検知する

アプリケーションが身体と手のポーズを検知できるようにする新しいVisionフレームワークをApple Parkでテストドライブする開発者たち。セッションの様子はdeveloper.apple.comでご覧ください。
ハンドポーズの検知をデモするためにウクレレを演奏する子供。
Visionアプリケーションの新しいAPIがボディーポーズとハンドポーズの検知を可能にします。
美しくリデザインされたmacOS Big SurとiOS 14でiPhoneに加わる新機能への開発者たちの反応。

2020年6月22日(月)

Watch: Platforms State of the Union
Platforms State of the Unionの期間中、macOS Big Sur、iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7、そしてtvOS 14の最新のイノベーションとデザインの特長を披露するAppleのエンジニアリングリーダーたちの話を聞いてください。より詳しくは、 developer.apple.comにアクセスしください。
WWDC20のPlatforms State of the Unionでのアンドレアス・ウェンカー。
Platforms State of the Unionの中でWWDC20で発表された最新の開発者ツールを披露するアンドレアス・ウェンカー。
Learn: Swift Student Challengeの受賞者を驚かせるティム‧クック
Swift Student Challenge受賞者の集いに、ティム‧クックとエスター‧ヘアが立ち寄り、15分間の質疑応答を行いました。WWDC20 Swift Student Challengeの受賞者に関しては、apple.com/newsroomもご覧ください。
WWDC20 Swift Student Challengeの受賞者と同じ画面に並ぶティム・クックとエステー・ヘア。
世界9カ国からのWWDC20 Swift Student Challengeの受賞者にデジタルで挨拶をするティム・クックとエスター・ヘア。
iOS 14、iPadOS 14、macOS Big Sur、watchOS 7、そしてtvOS 14の革新的な機能への開発者たちの反応。
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