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2020 年 3 月 3 日
Apple、Shot on iPhone ナイトモードで撮影チャレンジの受賞作品を発表
iPhoneを使って撮影する世界中の写真家が Shot on iPhoneナイトモードで撮影チャレンジへの参加の呼びかけに応え、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxのナイトモードで撮影された素晴らしい写真の数々をシェアしてくださいました。この度、厳選された審査員によって、世界中から送られてきた何千点もの写真の中から、6点の受賞作品が選ばれました。受賞作品は、apple.com/jpのギャラリーとApple Instagram(@apple)で紹介され、世界中の屋外広告などにも使用されます。
受賞した写真家の出身国は、中国、インド、ロシア、スペインと多岐にわたり、それぞれの文化の夜に見られる美しさや色彩を様々な視点で紹介しています。
今回の審査員は、Malin Fezehai(米国)、Tyler Mitchell(米国)、Sarah Lee(英国)、Alexvi Li(中国)、Darren Soh(シンガポール)、Phil Schiller、Kaiann Drance、Brooks Kraft、Jon McCormack、Arem Duplessisが務めました。それぞれの審査員が、各受賞作品が群を抜いていたと判断した理由について語っています。
Shot on iPhone ナイトモードで撮影チャレンジ — 受賞者
Konstantin Chalabov(ロシア、モスクワ)、iPhone 11 Pro
Phil Schillerは、「Konstantin氏の写真は、ナイトモードで撮影された実にドラマチックな1枚で、冷戦時代が舞台のスパイ映画の冒頭シーンに使えそうな作品です。この写真を見ていると、様々な疑問が湧き上がってきます。『ドライバーはどこにいるのか?どこに向かっているのか?どうしてここで止まったのか?』 青みがかったロシアの丘陵地帯と雪が積もった道に、ひんやりとした霧がかかっており、ぽつんと残された自動車を構図に収めています。明るく光る赤いバックライトが、まだ見えない危険をほのめかしています」と語っています。
Brooks Kraftは、「この雪深い土地で、一体何が起こったのだろうと好奇心をかき立てる、映画のようなシーンです。ナイトモードは、青い光が広がる色相や、トラックの運転席でまばゆく光る光、トラックのライトなど、実に様々な光を見事にとらえています」と語っています。
Andrei Manuilov(ロシア、モスクワ)、iPhone 11 Pro Max
Darren Sohは、「構図のバランスが驚くほどよく取れていて、見る人に多くの疑問を沸き立たせます。『ここはどこだろうか?ここには誰が住んでいるのだろうか?』そして最も重要な疑問は『なぜ夜中に洗濯物を外で乾かしているのだろうか』というものです。建築写真を専門にする写真家として、私はこの写真で採用されている一点透視図法に目が引かれました。見る人を構図に引き込み、垂れ下がっている衣類に目が釘付けになる構図になっています」と語っています。
Sarah Leeは、「この写真が気に入りました。ナイトモードでしか撮れない写真のように思います。構図が見事で、対称性をうまく使っています。ありきたりな表現に陥ることなく、人口の密集した都会の空間とそこに住む人々の暮らしについて魅力的なストーリーを伝えています。この作品は、Michael Wolf氏の『Architecture of Density』を思い起こさせるようなテーマを持っています。ただ、この写真家独自の構図でとらえており、そこがとても面白いところです」と語っています。
Mitsun Soni(インド、マハシュートラ州、ムンバイ)、iPhone 11 Pro
Tyler Mitchellは、「この作品にはやられました。この木の深い赤色の光がどこから来ているのか、まったくわかりません。まるで木のすぐ上にUFOが止まっていて、フレームから外れているのでぎりぎり見えないという感覚です。構図も申し分なく、実に美しく撮られています」と語っています。
Arem Duplessisは、「木と地面の深い赤によって、この写真にはまるで異世界のような雰囲気が漂っています。夜の空もあいまって、SF映画から切り取られた静止画のように見えます」と語っています。
Rubén P. Bescós(スペイン、ナバーラ州、パンプローナ)、iPhone 11 Pro Max
Phil Schillerは、「写真は光の芸術であり、Rubenの写真は光を見事に利用することで、スペインで撮影されたこの芸術作品に命を吹き込んでいます。ナイトモードで撮影されたこの作品の色彩は、心を奪われるようなオレンジ色で、その中に巡礼者の一団のシルエットが美しくシャープに写し出されています。前景に映っている岩場の険しさが、巡礼者たちを待ち受けている聖地までの長く困難な道のりを想像させます」と語っています。
Alexvi Liは、「露出を調整したナイトモードのメリットを活かして、撮影者は街の明かりを背景に人々のシルエットを捉えています。この写真に写された地面には、逆光で撮影した際の美しいテクスチャが表現されています。シンプルな構図は、高画質な作品を引き立てるだけでなく、見る人をあっという間にストーリーへと引き込みます」と語っています。
Rustam Shagimordanov(ロシア、モスクワ)、iPhone 11
Kaiann Dranceは、「海辺にある冬の村を写した素晴らしい写真です。寒さを感じつつも、岩に照らし出された光や赤い小屋の中の灯りによって暖かさも感じることができ、住んでいる人たちの世界に誘い込まれるようです」と語っています。
Malin Fezehaiは、「私は、この写真で、赤い小屋の中の灯りが寒さの中に暖かさをもたらしているところが好きです。レイヤーを重ねた構図によって奥行きが生まれ、寒さと暖かさを同時に感じることができます。これは冬の夕方の風景を美しく捉えた作品です」と語っています。
Yu “Eric” Zhang(中国、北京)、iPhone 11 Pro Max
Jon McCormackは、「この写真には、まさにiPhoneの良いところが表れています。光の明るさに関係なく、人々の生活をそのまま写し出しています。この作品は、瞬間、親密さ、場所を見事に捉えていて、見る人をまるでその場にいるかのように感じさせます」と語っています。
Arem Duplessisは、「この写真はまるで本物のようにリアルです。沸き立つ湯気、そしてランプの光を浴びたシルエットは、この作品で捉えられた魅惑的な瞬間に完全にマッチしています。
iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxは、クラス最高のカメラ体験を提供し、世界で最も使用されているカメラに高度な撮影機能をもたらします。iPhone 11には画期的なデュアルカメラシステム、iPhone 11 Proにはトリプルカメラシステムが搭載されており、これらは両方ともiOS 13に深く統合されています。また、だれもがプロのように撮影することを可能にする、直感的でパワフルな新しいツールも備わっています。iPhone 11の各種モデルには、すべてがFocus Pixelsになった新しい広角センサーが搭載されています。この広角センサーにより、これまで不可能だったナイトモードでの撮影が可能になり、屋内、屋外を問わず十分な明るさがない場面でも撮影することができます。さらに、まったく新しい超広角カメラ、次世代のスマートHDR、アップグレードされたポートレートモードが追加されています。
Shot on iPhoneナイトモードで撮影チャレンジ 受賞者の写真