G.ウンガレッティ国立総合学院
メルツォ(イタリア)

教師の成長を後押しすることで、
生徒の意欲を引き上げる。

1人1台 生徒がiPadを使用
1人1台 教育者がiPadを使用

G.ウンガレッティ国立総合学院は、メルツォの地域コミュニティに教育を提供する公立学校です。かつて工業都市だったこの地域では、経済的に恵まれない家庭が高い割合を占めています。この学校に在籍する3歳から14歳までの生徒1,100名のうち10%が、特別なサポートを必要としています。

同校のリーダーや管理職のみなさんは、すべての生徒に現代の社会で成功を収める力をしっかりと身につけてもらえるよう、デジタルツールを平等に利用できる環境を整え、優れた学びの機会を届けることをミッションに掲げています。Appleのテクノロジーを導入することを決めたのは、iPadが生徒にもたらす柔軟性と万能さに加えて、教師のみなさんを後押しするです。

「イタリアで現在も採用されている従来の学習アプローチでは、現代の社会で活躍するためのスキルを十分に習得できない生徒もいます。不利な環境下にある生徒たちにとっては、なおさらです」
Stefania Strignano氏 G.ウンガレッティ国立総合学院校長

同校はAppleのプロフェッショナルラーニングプログラムを導入し、教育者のみなさんがAppleのテクノロジーを最大限に活用するための無料のツールやリソースを取り入れています。Appleのプロフェッショナルラーニングにより、今いる教職員のみなさんは直感的に学び、学んだことを簡単に授業に取り入れることができます。また、新たに着任する教職員のみなさんのスキル開発と成長もしっかりと後押しできます。現在では、地域の専門家からのアドバイスをもとに教育者のみなさんが学び、知識を共有できる場を提供するために、独自の実践的なトレーニングセッションを主催しています。

例えば、教師のみなさんはプログラミングを教えるための準備として、iPadのアプリでBlue-Botロボットのプログラミングを練習しながら自らスキルを磨いています。「このような自ら学び続けられる環境が、学校を成功に導く基盤になっています」と語るApple Distinguished EducatorのFrancesca Testa氏は、この学校のApple Professional Learningスペシャリストとして、同僚のみなさんのために定期的なセッションを開催しています。

こうした基盤が作られたことによって、新たに着任する教師のみなさんにはプロフェッショナルラーニングの道筋が確保され、今いる教職員のみなさんは指導方法を強化し続けることができます。より多くの教師のみなさんがiPadの基本的な使い方を習得すれば、自身が成長するためのその他のプログラムにも取り組めるようになります。例えばApple Teacherプログラムでは、教師のみなさんが自分のペースで学んで新しいスキルを身につけ、認定を受けることができます。

教師のみなさんが新しい学習方法を授業に取り入れるようになったことで、生徒たちはよりいきいきと学んでいます。音楽の授業ではピアノの周りに集まって演奏し、PagesでApple Pencilを使って自作の曲を楽譜に書き起こす生徒もいれば、GarageBandで楽器を演奏するクラスメートと協力して、オリジナルのサウンドを録音する生徒もいます。プログラミングの授業ではiPadのCoSpaces Eduアプリで3D作品を作ったり、Swift Playgroundsで拡張現実(AR)や仮想現実(VR)を使ってアニメーションを動かしたりする姿も見られます。

「生徒たちはプログラミングで地域の平均よりも30%高い成績を収めています。教師のみなさんがAppleのテクノロジーを活用して生徒の意欲を高め、学習目標を達成していることを、私たちは心から誇りに思っています」
Stefania Strignano氏 G.ウンガレッティ国立総合学院校長

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